ねぇ、ゆで卵ってさ、なんであんなに剥きやすい時と剥きにくい時があるんだろうね?
完璧な半熟卵ができても、殻がくっついて白身がボロボロになっちゃうと、もう気分はガタ落ちだよね!
でも実はね、これにはちゃんとした科学的な理由があるんだ。
🥚ゆで卵の殻剥きは「鮮度」と「pH値」がカギ!
多くの人が「茹で方が悪いのかな?」って思うかもしれないけど、実はその大きなカギを握っているのは卵の「鮮度」なんだ!
信じられないかもしれないけど、これが殻の剥きやすさを左右する一番の要因なんだよ。
🐣産みたて卵はなぜ剥きにくい?
産みたての新鮮な卵は、白身(卵白)のpH値が弱酸性(pH7.6〜7.9くらい)なんだ。
この状態だと、卵白に含まれるタンパク質が、卵の内側にある薄い膜(卵殻膜)にしっかりと結合しやすい性質を持っているんだよ。
例えるなら、まだ接着剤が強力にくっついている状態だね。
だから、殻を剥こうとしても白身が膜と一緒にビリビリ破れちゃって、せっかくのゆで卵が台無し…なんてことになっちゃうんだ。
「ああ、もう!なんでこんなに剥きにくいの!」ってイライラしちゃうのは、卵が新鮮な証拠でもあるんだね!
⏳時間が経つと剥きやすくなるのはなぜ?
じゃあ、剥きやすい卵はどういう状態かっていうと、実は時間が経った卵なんだ!
卵はね、殻にごく小さな穴がたくさん開いていて、そこから二酸化炭素が少しずつ抜けていくんだ。
二酸化炭素が抜けていくと、白身のpH値が徐々にアルカリ性(pH8.8〜9.2くらい)へと変化していくんだよ。
アルカリ性になると、卵白のタンパク質と卵殻膜の間の結合が弱まるんだ。
接着剤の力が弱まって、剥がれやすくなるイメージかな?
だから、つるん!と気持ちよく剥けるようになるってわけ!
「え、じゃあ新鮮な卵は美味しくないってこと?」って思うかもしれないけど、そうじゃないから安心してね!
ただ、殻を剥くことに焦点を当てるなら、少し日が経った卵の方が有利ってことなんだ。
🧊茹で上がりの「急冷」も忘れずに!
もちろん、鮮度だけじゃなくて、茹で方もすごく大切だよ!
特に、茹で上がった後の処理が肝心なんだ。
- 茹で上がったらすぐに冷水へ!
ゆで卵を茹で上げた後、すぐに氷水や冷水で冷やすと、卵白がキュッと収縮するんだ。
この急激な温度変化による収縮で、卵白と卵殻膜の間に隙間ができやすくなるんだよ。
これが、さらに剥きやすくする魔法のプロセスなんだ!
つまり、ちょっと古めの卵(買ってきて数日経ったくらい)を茹でて、茹で上がったらすぐに冷水で冷やす!
これが、ストレスなく、つるん!と気持ちよくゆで卵を剥くためのゴールデンルールってわけだね!
今度から、ゆで卵を剥くときに「あれ、今日の卵は新しいのかな?それとも古くて剥きやすいのかな?」ってちょっと考えてみると、面白いかもね!
これで、あなたもゆで卵マスターだ!
足👣跡